焔聖騎士-リナルドによって強化されたストラクチャーデッキのお話

ストラクチャーデッキR-ウォリアーズ・ストライク-】

 

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収録内容のあまりの微妙さから「再録の増Gが本体」などと揶揄され、気づけば人々の記憶からも消えつつある本ストラクに待望の新規が来ました。

 

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焔聖騎士-リナルド 星1 炎属性
戦士族 ATK/500 DEF/200
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「焔聖騎士-リナルド」以外の
戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

 

ひとことで言えば「イゾルデで特殊召喚してね!」って書いてあります。

 

ゾルデの②の効果のコストで墓地へ送った装備魔法をそのままリナルドの②の効果によって手札に加えることができるため、イゾルデで実質任意の装備魔法をサーチできるようになったということに他なりません。以下は、一例としてリビングフォッシルを用いた展開になります。

 

◇リビング・フォッシル

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手札:エクスパラディン+ゴッドフェニックスギアフリード

※ローラン→リナルド、サーチのエクス→任意の戦士族です。実際にエクスをサーチする場合はフォッシルの蘇生先はエクスではなくチューンナイトになります。(イゾルデの①の効果の制約によるもの)

 

◇昇華騎士-エクスパラディン

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◇チューン・ナイト

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◇ゴッドフェニックス・ギア・フリード

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ヴァレルソードではなくアポロウーサを出すことでニビル等の誘発ケアをすることも可能です。いずれにせよ、エクスパラディン1枚から自然にリンク4に繋がるようになったのは大きな進歩だと言えます。

 

 

【ギアフリード】の課題

便宜上、本記事で扱うデッキ名を【ギアフリード】と記載しますが、この【ギアフリード】デッキを使用する上で感じていた大きな課題の一つが

 

【ギアフリード】デッキなのにギアフリードに中々アクセスできない

 

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ゾルデやローランの効果を使えば一応サーチは可能ですが、前者はそのターンにギアフリードを使用できない、後者はサーチタイミングがエンドフェイズとどちらもそのターン中にギアフリードを場に出すことができませんでした。

そんな課題を改善するのがリナルドです。

 

手札:エクスパラディン+簡易融合

※ローラン→リナルド

簡易融合でなくとも特殊召喚できる戦士族であれば何でも大丈夫です。

ニビルを意識した展開であり、ユニオンキャリアーを用いて予め場に装備魔法を用意することで、ギアフリードの着地時にニビルを貰わないようにしています。

 

◇ユニオン・キャリアー

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ギアフリードへのアクセス難という課題を改善しつつ、状況次第で苦手とするニビルに対するケアも考えることが出来るようになりました。

 

 

おわりに

本記事ではあくまで「ストラクチャーデッキを強化するカード」としてリナルドを紹介致しましたが、他にも竹光を用いたコンボであったり、自身がチューナー化する点を生かした展開など様々な可能性を秘めたカードであると考えています。本記事を通してリナルドに興味を持っていただけた方、ひいては【ギアフリード】に興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら大変嬉しく思います。ありがとうございました。